「およそ真の教養とは、人類の有する偉大な著作に親しむことによって得るものです。そこで昔から優れた定評のある良い書物を少しずつ読むことであります。
人間としての教養の書、人としての哲学の書、修養の書というものを、注意して毎日たとえ三枚でも五枚でも、そういう書物を必ず読むようにする。いわゆる座右の書を持つことが必要です。」
随分前にある有名な政治家にお会いしたことがありますが、その方が「私は本を読まない人物とは個人的にはお付き合いはしない。‥話が面白くない‥、時間がもったいない‥、云々」。
きつい言葉ですが、まったくもってそのとおりだと思います。
さて、私の座右の書は「易経」です。
あとそのほか数冊‥。
最近、めっぽう忙しいので、本当に少しずつですが時間を見つけては目を通してます。
もう無理して読むことはしていません。
楽しいから読んでいます(笑)
武道というと、なんとなく「禅の書物」みたいな印象がありますが、これはほんの一部です。実は、研究者の間では、古来の武道家が一番多く座右の書としたものは易経だと言われています。
この易経、いいですよ。
宇宙の真理がこの一冊に詰まっています。
全ての武道、全ての仕事、全ての方の人生等々に応用可能な書です。
さぁ、お迎えまでにどれだけ理解できるのか楽しみです(笑)
【リンク】
◇宮崎合気道会グループ「合気道元徳会」
◇合気道元徳会ブログ「合気の舞」
◇合気道元徳会道場長コラム「サムライハート」
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