宮崎県西都市を中心に活動している宮崎合気道会グループ「合気道元徳会」道場長による武道コラム - サムライハートSamurai Heart。私達は、合気道の素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたいと考えています。興味のある方は、ぜひ一度見学にお越しください。詳細は、合気道元徳会のホームページをご覧ください。

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2018年2月5日月曜日

悟る方法

 ある宗教家の言葉です。


悟る方法
 「多く観(み) よく観 多く聞き よく聞き
 多くかぎ よくかぎ 多く味わい よく味わい
 多く触れ よく触れ 多く思い よく思い
 もって悟るよりほかに手はない」


 結局のところ、自分の手で口に運び、自分の胃腸で消化しなければ自分のものにはならないということでしょう。


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2017年10月30日月曜日

未萌に極意あり

 「愚者は成時に闇く(くらく)、智者は未萌(みほう)に見る」 戦国策


 「愚かな者とは、悪い物事が起こってきた段階でも、まだ気づかない人物であり、智慧のある者とは、まだ兆し(萌し)が起こった段階であらかじめ察知し、最適な対策を講じることができる人物のことですよ」…という意味でしょう。


 私がよく「高橋師範の名前の『暁』に極意があるんだよ」というのはこの理由からです。


 未萌に見るとは、言わば危険察知能力。
 厳しい実社会を安全に生き抜くためには大事なことです…。


 参考までに「合気とは、敵の仕掛ける技を未然に察知できる能力のことだ」と説明する古武道家もいらっしゃいます。


 確かに敵の仕掛ける技が未然に察知できれば、これに越したことはありませんね。


 なお、この「智者は未萌に見る」は元来、武道家の徳の一つとして重要視されてきたものです。


 さて、社会生活上では、
1.「何となく気になる。または、何となくそんな感じがする」、
2.「自然と周囲から自然とある方向性へ誘導されている」
 …が羅針盤です。


 もちろん、これには空気が読める以上の感覚(嗅覚?)が前提になります。


 このことが理解できる精神状態で、この事実に確信が持てた場合にようやく「見えないものへの感謝」や「おかげさま」の意味が理解できるようになり真の信仰心が生じます。


 このうえで始めて、「智者は未萌に見る」ことが可能になるようです。


 何も宗教の話をしているのではありません(笑)


 古今東西の「覚者」と言われてきた人には、当然のこととして生じる事実ですし、「このことなくして大成することはない」と喝破する空手家も存在します。


 合気道開祖植芝盛平先生の神業も「未萌に見る」ことなくしては不可能でしょう。


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2017年10月16日月曜日

会津八一

 新潟県出身の歌人で美術史家、そして、書家でもあった会津八一という方がいらっしゃいます。


 その方が書について、下記のように語っているそうです。


 「芸術として書くからには、字さえ上手に書けば何でもいいというわけにはいかない。その中に盛ってある思想も感情も、まず自分のものでなければいけない。自作でないにしても、自分で本当に感動したものでなければならない。」


 武道、そして合気道も同じだと思います…。



 言い尽くされた言葉ですが、やはり“中身が大事”ですね。


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2017年9月18日月曜日

傳家寶(でんかほう)

 道場を開くにあたって、道場訓というものを考えたことがあります。

 
 他の道場の道場訓を収集し、さらに各種の古典から名文をピックアップしていたところ、その際に安岡正篤先生の傳家寶(でんかほう)という言葉に出会いました。


 内容は、道場訓的なものでなく、言うところの我が家の家訓というものです。
 しかし、家訓としてはレベルが高すぎる。
 それで、傳家寶、つまり「家の家宝として伝える言葉」と言うのでしょう。


「傳家寶」
一、我が幸福は祖先の遺恵、子孫の禍福(かふく)は我が平生(へいぜい)の所行にあること、已(すで)に現代の諸学にも明らかなり。

二、平生・己(おのれ)を省(かえり)み、過(あやま)ちを改め、事理を正し、恩義を厚くすべし。百薬(ひゃくやく)も一心の安きに如(し)かず。

三、良からぬ習慣に狎(なれ)るべからず。人生は習慣の織物と心得べし。

四、成功は常に苦心の日に在り。敗事は多く得意の時に因(よ)ることを覚(さと)るべし。

五、事の前に在りては怠惰、事に当っては疎忽(そこつ)、事の後に於(おい)ては安逸(あんいつ)、是(こ)れ百事成らざる所以(ゆえん)なり。天才も要するに勤勉のみ。

六、用意周到なれば機に臨んで惑(まど)うことなし。信心積善(せきぜん)すれば変に遭うて恐るることなし。

七、不振の精神・頽廃(たいはい)せる生活の上には、何ものをも建設する能(あた)わず。永久の計は一念の微にあり。


 ‥是を読んで、私が考えていた道場訓がやけに恥ずかしくなり(笑) 未だに完成していません‥。


 しかし、いつの間にやら、この傳家寶は我が家の家訓となりました。
 いつ目を通しても心に染みいります。


 当会の皆さんも、この言葉を深く心に刻み、堂々と人生を闊歩してほしいものだと思います。


 
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2017年8月28日月曜日

名人とは?

 名人とは?


 定義は様々あると思いますが、私の場合、下記の言葉を思い出します。


 「平常心をもって一切の事をなす人、是を名人と云ふ也」
               兵法家伝書 柳生宗矩


 荘子の包丁の話にも似ていて感心します。


 息をするように、歩むように、さらっと自然に技を施す。


 やはり「平常心是道」、


 武道は、精神の修養を第一とすべきだと思います。


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2017年4月3日月曜日

日本建国の精神は「和」である‥

 「日本の建国精神は『和』である」と、作家の竹田恒泰氏が著書の中で述べています。


 この竹田氏は、明治天皇の玄孫(やしゃご)にあたるらしいので、その精神性を受け継いでらっしゃるのでしょうか。


 さて、この「和」、合気道の根本理念としても有名ですが、「大和(やまと)」等にも象徴されますように日本人に馴染みのある精神性だと思います。


 竹田氏の説く「和」とは、「自分ことは後回しにする精神」であり、「日本国民は、その和の精神によって統合されている」と述べています。


 ‥ここで思うのが、「働く」ということ。


 諸説あるのですが、「働く」の語源は「傍(はた)を楽にする」こと、‥だと言われています。


 「はた」というのは他人のこと。


 自分以外の人の負担を軽くしてあげることですね。


 しかし、何のために働くのか? と問われると、「お金のため」、「自己実現」等々、自分の利益追求が主だと思います。


 否定はしません。そのとおりです。


 生まれたからには、生きていかなければならない。


 しかし、どこかに「人の役に立ちたい」という気持ちも心の片隅に持っているのではないかと思います。


 「和の精神」と「人の役に立ちたいという気持ち」‥、連動させればもっとよい社会になるのではないかと思いますが、いかがなものでしょうか。

 
 日本人は元来、「誇りと恥」を大事にしてきた民族。


 自己満足追求型の仕事は続けられません。


 ひょっとして、そこに「誇り」が生まれないからかもしれませんね。



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2016年9月26日月曜日

凶運を避ける方法

 「凶運を避ける方法」について、面白い記事がありましたので参考までに紹介します。


1.幸せの基準を下げる
 「生きているだけで幸せ、死にたいってやつがいたら、こう言えばいいよ、試しに三分息を止めてみな、その後息をしたら、あー生きてて良かったと思うはず」


2.すべてのことに感謝する(聖書)


3.陰ひなたなく働く


4.明るく笑顔でいる


5.自分の欲や栄誉名誉のためではなく、人のために役立つ生き方をする


6.「嬉しい、楽しい、ついてる」の天国言葉を口癖にする


7.「嫌なことがあったら有り難う、良いことがあったら感謝します」と言う


 小難しく書いていなくので、分かりやすくていいですね。



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2016年9月20日火曜日

生死に執着しない生き方

 「私達は、今も一歩一歩死に向かって行進している存在‥」。


 これだけは間違いのない真理、よっぽど暢気な人でなければ、一度は考えたことがあるはすです。


 ‥しかし、なかなか実感が伴わないために忘れがちですよね。


 さて、二十歳過ぎの頃の挫折以来、つい最近まで、いつ死んでもいいと思っていました。


 その挫折を乗り越えようと悩みに悩み、苦しんだ結果、掴み取ったこの世を楽に生き抜く方法、それは、「生死に執着しない生き方」でした。


 様々な悩み、それは、究極的に生死に行き当たることに気づいたからです。


 このため、余計な物は持たない、どんな人にでもできるだけ親切のありったけをしておく、葬式代程度は貯金しておく、守るべき物(者)は最低限、義理とつきあいはほどほどに、人に見せて恥ずかしいものは所有しない等々、現在も実践を続けています。


 結果、様々な意味でのチキンレースには負けたことがありません。


 そんな中、30代初期の頃、まだ少しだけ欲が残っていると気づきました。


 それは、「いつ死んでもいいけど、犬死にはいやだな」ということ。


 「犬死にはいやだ。せめて子犬を助けた‥とか、なにがしかの理由が欲しい」、そう、思っていました。


 まだ、名誉欲をぬぐい去ることが出来ていなかったようです。


 しかし、これもどうにか工夫して乗り越えたつもりでした。


 でも、先日、「これは未だ死ねないな‥」と感じることがあり、再び死というものを意識するようになりました。


 死という存在に対する意味と回答は、既に私の中ではできています。


 怖いというのではなく、「そうなったら寂しいな」という感じでしょうか。


 ただ、もう少し人生を楽しみたくなったというのが本当のところ。


 「まずいな-(笑)、せっかく乗り越えてきたのに‥。でも、まぁいいか」(ちょっとした開き直り)という感じです。


 そこで気がつきました。


 それは、「死というものに対して、気楽になっている」ということ。


 「生死に執着しないというのは、いつ死んでもいいということではなく、生にも、死にも、全く執着しないこと」が正解だったようです。



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2016年7月11日月曜日

日本人は幸せなのだろうか‥

 清貧な暮らしぶりから、「世界一貧しい大統領」と呼ばれていたウルグアイの前大統領ホセ・ムヒカさんが来日されました。


 そして、訪問した大学での講演での言葉。


 「人生で最も重要なことは勝利することではなく、転ぶたびに起き上がることです。そして、自分の意思を持って生きることです」、


 そして、日本人について一言、


 「日本人は、勤勉で地とても優しい。しかし、若者は夢を持てなくなっていると聞きました。果たして日本人は幸せなのだろうかと自問しました」、とのことです。


 私の海外を巡っての感想では、日本ほど安全で快適に生活できる国はありません。


 しかし、幸福は本人の心の尺度の問題。


 結局のところ、「道ばたに花が咲いた」、「今日の夕焼けがきれい」、「ちょっとした気遣いを喜ばれた」など、小さなことに感謝できる人が幸せなんだろうと思います。


 宗教家が「感謝!」をよく口にされるのもこういった理由からでしょうね。


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2016年5月16日月曜日

武道と料理(下)

 ここまで読んで気づかれた方も多いと思いますが、武道界も全く同じだと思います。


 合気道で言えば、例えば「小手返し」という技(料理)があるとすれば、指導者が構え方、手の握り方、体捌き、ステップなどの基本レシピを伝えます。


 古武道で言えば、型(料理)があるとすれば、指導者が一つ一つ構え方から剣の握り方、重心の位置、歩法などの基本レシピを伝えます。


 そのレシピの良し悪し、若しくは伝え方で門弟の技術に優劣が生じる。


 しかしながら、料理の“味を盗む”と同じで、武道界では、“技を盗む”と表現するように基本的なことを学んだら、心法、コツ、力の入れ方・抜き方などは自得しなければなりません。


 自得するほうがよいのです。


 いや、「するべきだ!」と言うべきかもしれません。


 自得するためには、なぜこうなるのか?
 ‥など、自分自身で考える癖や見る目を養わなければならず、その解決のために勉強し、稽古方法を編み出す。


 そして、自分の心身に応じた技を身に着けていく‥。


 自得するには、自己流では難しいし時間がかかります。やはり師の身近にいて学ぶことが最短距離だと思います。


 ‥料理人の世界と全く同じですね。


‥ということは、料理人と同じように私たち武道人も、自身の技のレシピを大事にするのはもちろんのこと、「レシピを改良(改善?)し続ける」作業も必要でしょう。


 また、新たな料理(技)を編み出すことを常に念頭に置いておき、伝統的レシピを元に常に半歩革新していくことが求められます。もちろん音楽家や書道家などの芸術の世界でも全く同じですね。


 楽譜などを元に学び、最後に自身の生き様なども含めたその人独自の表現を模索する‥。
 全く同じです。


 伝統を守り続けるだけではなく、常に半歩革新していく心構え‥。
 易経で言うところの「不易流行」。


 こうしなければ、どの世界も生き残ることができないのかもしれません。


 どうもこの世界は、「進化、そして向上」の伴わないものは、「自然に消え去るという法則」が存在するように思います。


 きっと、これも宇宙の意思なのでしょうね。


‥終わり



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2016年5月9日月曜日

武道と料理(上)

 数年前に日本料理が世界無形文化遺産に認定されたそうですね。


 料理はほとんどできませんが、芸術の一環としてとても興味があります。


 もちろん食べるのが大好きなのも理由の一つですが‥(笑)


 さて、日本料理の世界には、たいへん質の高い独特の文化が現在も残っているようです。


 「おもてなし」のための料理の素材選定はもちろんのこと、器・掛軸、果ては川のせせらぎの音や鳥の声までも最善の状況を選定する。


 お茶の世界にも通ずる究極と表現するしかない心遣い‥。


 京都府が提唱した「日本料理を世界遺産に‥」というのも理解できます。


 少し前のこと、知り合いのM料理長を通じて料理の深さを学ぶことで自身の武道への取組みに変化が現れてきました。


 ご存知のとおり、それぞれの料理に対してレシピというものがあり、これを一部の料理界では秘伝の如く大事にされているらしい‥。


 味を盗まれた時点で盗んだ人と同列になってしまうので、秘密にするのは当然のことだと思います。


 しかし、このレシピは楽譜のようなもので、その細かい作業、ちょっとしたコツ、雰囲気などは伝わりません。


 やはり、こういった細かい点は、縁のある師匠に弟子入りして学ばなければ理解することはできないのでしょうね。


 もちろん独学という手法もありますが、逆に時間と手間とお金がかかりそうな気がします。


 やはり師事して、その息遣いや力の抜き加減などを身近で学び、そして実践し評価を受けなければ身に着けることは困難でしょう。


 しかし、世の中には天才と呼ばれる方も実際に存在するので、このような方は独学による独創性を追及するのも一つだとも思いますが、一般的には難しい手法だと思われますね。


‥つづく



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2016年3月22日火曜日

喜び

 この前、「嬉しいことといったら何?」


 …と聞かれて、


 「今の心境では、『新たな刺激』なのかな…」と答えました。


 決していい加減に答えたわけではありません。
 きっと感動するようなことに巡り合うことが少なくなったからだと思います。


 この新たな刺激とは、例えて言えば、「考えても見なかった新たな視点を与えられたような時」です。


 最近では、中国武術の八卦掌の本を何気なく読んでいたら、通常の武術では、「我 →← 敵」の関係だが、八卦掌の場合は「我」の心身を相手に限りなく「敵」に合わせていくことで、「我と敵との関係が無くなる‥」と台湾の武術家が話されていました。


 「んっ‥、これって合気道?」


 魂が喜ぶ(震える)瞬間と言えばよいのか?


 こういう瞬間が一番嬉しいです。

 
 うっ、まずい‥、書いていて恥ずかしくなりました。


 ‥自分は相当な変わり者なのでしょうね(笑)


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