素晴らしい本です。
中国と日本を通じて、現在までに、これほど詳しい意拳の本はなかったと思います。
帯にはこうあります。
「享年53。最後までひたむきに武術を追い求め、その道統を次代に伝えるために遺した言葉の数々。ここにあるのは、著者・佐藤聖二の生きた証しであるとともに、 祈りとも言える武術への想いだ。」
名著です。
少しでも興味を持たれている方は、購入されることをおススメします。
この本は、著者・佐藤聖二氏が生前に、インターネット上で2009年11月13日から2015年4月23日まで発表していた、ブログ「太気拳(意拳)拳学研究会」に残された内容を、氏の研究成果として書籍にまとめたものです。
このため、よく咀嚼された優れた参考書になっており、読んでいて飽きません。
禅の考案の如く、じっくりと少しずつ楽しむのに向いています。
枕元に置いて、ひも解く楽しみが多い書籍ですね。
よろしかったら、どうぞ。
【著者プロフィール】
佐藤聖二(さとう せいじ) 1961年生まれ 東京都出身
高校2年生(18歳)で、太気拳創始者・澤井健一宗師に入門。以後、太気拳の指導を受ける。
1983年、22歳の時に北京に留学、その際に、澤井宗師の兄弟弟子の姚宗勲師に入門。澤井宗師より「太気拳と意拳を結ぶ“架け橋"になってほしい」と託され、これに務め、澤井宗師没後も太気拳と意拳の交流・発展に貢献する。
1985年帰国。1989年「太気拳(意拳)拳学研究会」を発足、多数の後進の指導に尽力する。
中華の料理人として2004年より東京・岩本町に本格四川料理店「巴蜀」を開業する。 2015年6月9日永眠、享年53。
【参考】
第1章 佐藤聖二ブログ(2009年11月13日~2015年4月23日)
神如霧豹、意如霊犀 その1/太気拳の練について ほか
第2章 佐藤先生通信(『太気至誠拳法通信講座』より)
太気拳との出会いと入門時代/拳法漬けの少年時代
太気拳は、いつのまにか強くなる
第3章 中華料理について(2015年2月10日~2015年4月20日)
中華料理にハマって…/長春で食べた東北料理、大拉皮
清蒸海上鮮(清蒸石班魚)=ハタの姿蒸しほか
【リンク】
◇宮崎合気道会グループ「合気道元徳会」
https://sites.google.com/site/gentokukai/
◇合気道元徳会ブログ「合気の舞」
http://gentokukai.blogspot.jp/
◇合気道元徳会道場長コラム「サムライハート」
http://aikido-gentokukai.blogspot.jp/
◇YouTube「Aikido Gentokukai」チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCs_Khixbq0eEYtQcD27Vdnw
◇YouTube「Ninja Martial Arts Taisha-ryu Kenpo」チャンネル
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◇合気道元徳会Instagram
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