人はすべからく事上に在って磨くべし 伝習録
社会生活上、仕事など日々の実践を通じて自分を磨きなさい!
…という意味だと思います。
学問、つまり知識だけでは、なかなか生きた知恵が身に付かない…、
知識を見識に変えていくには、学問と並行して社会生活上での実践で鍛えなければならない…、そして、実践で鍛えに鍛えて、ようやく真理が肚に納まる…、これを胆識とよぶのでしょう。
生兵法は怪我の元、そして付け焼刃は役にたたない…。
実践で磨かれてこそ、知識も人間も本物に近づけるのだと思います。
伝習録は、「知行合一」を説いた王陽明の本です。
敬愛する西郷隆盛さんも愛読したとのことから、20代前半に取り組んではみましたが…、これが、なかなか難儀した記憶があります。
…が、最近、久しぶりに手にとってみると内容がよく理解できる気がするのは勘違い?
でしょうか(笑)
不思議なものです。
【リンク】
◇宮崎合気道会グループ「合気道元徳会」
◇合気道元徳会ブログ「合気の舞」
◇合気道元徳会道場長コラム「サムライハート」
◇Youtube「Aikido Gentokukai」チャンネル