料理はほとんどできませんが、芸術の一環としてとても興味があります。
もちろん食べるのが大好きなのも理由の一つですが‥(笑)
さて、日本料理の世界には、たいへん質の高い独特の文化が現在も残っているようです。
「おもてなし」のための料理の素材選定はもちろんのこと、器・掛軸、果ては川のせせらぎの音や鳥の声までも最善の状況を選定する。
お茶の世界にも通ずる究極と表現するしかない心遣い‥。
京都府が提唱した「日本料理を世界遺産に‥」というのも理解できます。
少し前のこと、知り合いのM料理長を通じて料理の深さを学ぶことで自身の武道への取組みに変化が現れてきました。
ご存知のとおり、それぞれの料理に対してレシピというものがあり、これを一部の料理界では秘伝の如く大事にされているらしい‥。
味を盗まれた時点で盗んだ人と同列になってしまうので、秘密にするのは当然のことだと思います。
しかし、このレシピは楽譜のようなもので、その細かい作業、ちょっとしたコツ、雰囲気などは伝わりません。
やはり、こういった細かい点は、縁のある師匠に弟子入りして学ばなければ理解することはできないのでしょうね。
もちろん独学という手法もありますが、逆に時間と手間とお金がかかりそうな気がします。
やはり師事して、その息遣いや力の抜き加減などを身近で学び、そして実践し評価を受けなければ身に着けることは困難でしょう。
しかし、世の中には天才と呼ばれる方も実際に存在するので、このような方は独学による独創性を追及するのも一つだとも思いますが、一般的には難しい手法だと思われますね。
‥つづく
【リンク】
◇宮崎合気道会グループ「合気道元徳会」
https://sites.google.com/site/gentokukai/
◇合気道元徳会ブログ「合気の舞」
http://gentokukai.blogspot.jp/
◇合気道元徳会道場長コラム「サムライハート」
http://aikido-gentokukai.blogspot.jp/
◇Youtube「Aikido Gentokukai」チャンネル