合気道開祖植芝盛平先生は晩年に、
「宇宙と結ばれる武を『武産』の武というのである」、
「宇宙の経綸にあった武の技を生むのが合気の使命なのである」、
‥と話されていたそうです。
結局のところ、合気道修行の最終段階は、「武産」(たけむす)なのでしょう。
最近、この言葉に、ようやくピントがあってきた気がします。
これは、合気道を人間相手の技、つまり「人」を相手にしていたら分からないのではないか‥、そう思います。
やはり、天や宇宙を相手にした合気道、というくくりで理解しないといけない気がします。
植芝盛平先生は、普段から「まず天之浮橋に立たなければならない」と言われていたようですが、これは、宇宙の入口と解釈することで理解できますね。
合気道は武術ではあるが、その段階に踏みとどまってはいけない‥、やはり宇宙の研究が必要です。
【リンク】
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◇合気道元徳会道場長コラム「サムライハート」
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