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2017年3月6日月曜日

合気道と天風哲学22

さて、寝際という“うつらうつら状態”、若しくはその直前は、大脳が徐々に休止状態に入り、「無条件に自分の考えていることや暗示を受け入れやすいタイミング」です。


 先述しましたが、この時は、マイナスな印象を与えても無条件に受け入れますので特に注意し、あえて積極的なことを連想しながら寝ます。具体的には、楽しいこと、嬉しいこと、明るく、尊く、強く、正しく、清らかなことを思い描きながら就寝します。


 このことについて、天風氏は次のように述べています。


 「暗示感受習性の特別な時とは、人間が眠りにつく前に精神生命に発生する現象です。これから熟睡しようというトランスの状態に入る直前には、実在意識が思ったり考えたりしたことが、力ある同化力を働かせて、無条件に潜在意識の中に入り込みます。

 人間が眠りにつくときは、精神生命に収束を与え、無我の境へと人々の心を誘い入れるための準備を整えようという、造物主の思し召しの時なのです。

 この時、実在意識が考えたことは無条件に潜在意識に入りこんでいきます。眠ることは人間の精神状態を無我の境へ導くための造物主の意図であります」


 「何でも良いから嬉しいこと、楽しいことを考えなさい。夜の寝際は哲学的に言うと、生ける生命をそのまま偉大な造物主のお力にお預けする時なのです。

 夜の寝際には、もっときれいな気持ちになりなさい。磨きたてた真珠を、薄絹のベールに包んだようなきれいな気持ちになりなさい」


 ‥と諭されています。


 ここで思い浮かぶのが「おとぎ話」。


 ここまで読んでいただいた方に説明は不要だと思いますが、子供の寝際に悲しい話や悲しい話はタブーです。


 男の子には、「気は優しくて力持ち」、「勇敢な青年の物語」など、『強く、正しく、美しく、心優しい』ヒーロー物語が適しており、女の子には、『美しく、正しく、強く、心優しい』女性のヒロインものが適していると思います。


 親御さんが理想とするヒーローやヒロインの物語を飽きるまで聞かせると、子供さんの潜在意識に自然に作用し、いつの間にか理想とする人物に育つかもしれませんよ。


 ‥つづく

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2017年2月27日月曜日

合気道と天風哲学21

 前回、“寝際ぎわの心がけ”の1番目、「連想暗示法」について書きましたが、これらは、潜在意識に溜まったマイナス因子を除去するために行うものです。言わば心の掃除です。


 このことを天風哲学では「観念要素の更改」といい、これらの日常の心がけのことを「観念要素の更改法」ともいいます。参考までに‥。


 次は、“寝際ぎわの心がけ”の2番目、「命令暗示法」です。


(2)命令暗示法
 鏡に映る自分の顔に、自分のなりたい状態を命令的な言葉で発声する。
 「お前は信念が強くなる!」
 「お前はもっと元気が出る!」
 「お前は心が強い!」


<実行ポイント>
 ・真剣であること。
 ・自分の耳に聞こえる「つぶやき」くらいの声で良い。
 ・一回一事項であること。(二回も三回も繰り返さない)
 ・命令したことが現実化するまで、同一命令を続行すること。
 (途中で他のものに変更しない)
 ・一日中、折あるごとにやって良いが、寝際にやるのが特に効果的。


 コツとしては、眉間に向けて発声し、また、発声は特に大声である必要はありません。自分の耳に聞こえる程度の、つぶやき声位の声でOKです。


 そして言うことは一つに限定。
 もちろん寝際だけに行う場合には一晩に一回だけ、必ず二人称の命令形で真剣にやります。


 いわゆる自己暗示法というやつですね。催眠術の一種です。
 潜在意識の科学的活用法とも言えますが、結局のところ、この潜在意識と言うものが心身を支配していますので、逆にその根元を直接支配するのです。


 私も心が弱くなったと感じたら、「お前は元気が出る!」を、気づいた直後から始めます。
 ‥すると、徐々にですが元気で明るい自分を取り戻すことができます。


 私は、寝際だけでなく、ロッカーやトイレの鏡、ガラスに映る自分に向って数多くやるタイプです。毎日継続すればよいとは思うのですが、いつの間にか忘れてしまっていますね(笑) まぁ、これも元気になった証拠なのだと思います。


 不安を感じやすい人には特に効果的です。
 その場合には、「お前は心が強い!」がよいと思いますよ。


 そのほか、自身の性格の欠点を治すのにとても有効ですので、ぜひ、さまざまな形にアレンジして挑戦してみてください。


 …つづく


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2017年2月20日月曜日

合気道と天風哲学20

 今回から、「寝際の心がけ」について説明します。


 この寝際における心がけには、「連想暗示法」と「命令暗示法」の二種類がありますが、今回は連想暗示法について紹介します。


 連想暗示法とは?


 「悲しいこと」、「腹のたつこと」、「気がかりなこと」等々の「消極的なこと」は寝床の中に一切持ちこまない。明るく朗らかに、生き生きとして勇ましい積極的なことを連想する。


 ‥ということです。


 ご存知の無い方が多いのですが、私達人間は、
 「脳が正しい位置関係にない状態(=姿勢が悪い状態)で物事を考え続けた場合」、
 「生命エネルギーが減少している場合」、
 「ショックな出来事に遭遇した場合」、
 ‥などには、『消極的な考え方・マイナス思考・後ろ向きな考え方』に陥ってしまう生き物です。


 なお、消極的な意識状態が一定期間継続されると、潜在意識がマイナス因子でいっぱいになります。いわゆる「気分が落ち込んだ状態」とは、潜在意識にマイナス因子が増加した状態のことです。


 潜在意識とは、心の中にある「倉庫」、または「引き出し」のような場所で、ここには、その人の考えたことや感情などが逐一100%確実に記録されています。「心の奥底」と表現してもよさそうです。この場所にマイナス因子が蓄積され、ある一定規模を越えた場合に「鬱」や「ノイローゼ」状態に移行します。


 神経質で生真面目な人は、失敗しないよう精いっぱい考えますので、「真面目な人ほど鬱になりやすい‥」というのは真理だと思います。また、他人を恨んでも、結局自分を傷つけることになりますので、‥ひょっとして、「人を呪わば穴二つ」の『真の意味』とは、こういうことなのかもしれませんね。


 一番やってはいけないのが、寝床で横になりながら、『悲しいこと』、『腹のたつこと』、『気がかりなこと』などを頭の中でグルグルと思い巡らすことです。何か陰気臭い(笑)感じがするブラックオーラに覆われている人は、たいがいこれが習慣になっているようです。


 人は横になると脳が正しい位置関係でなくなるため、脳が正常に機能することができずに自然と思考回路がマイナス気味になると言われていますが、同時に心身がリラックスした状態になりますので脳波がリラックスモードに変化し、いつも以上にマイナス因子を潜在意識に刻み込みやすくなります。これが続くと確実に鬱状態に移行し、やがて精神を病むことになりますので注意!


 逆に言えば、横になっている時や寝る前などは、潜在意識にプラス因子を叩き込む最大のチャンスですので、連想暗示法を活用し、「明るく朗らかに、生き生きとして勇ましい積極的なことを連想」すべき時です。潜在意識がいつも陽気で満ちている状態になるよう努めましょう。


 結局、マイナス因子で溢れている潜在意識をプラス因子で満たすために行うのが連想暗示法ですが、茶色く濁ったコップの水に一滴一滴と少しずつ水を滴らせると、いつの間にか茶色く濁っていた水の色が薄まり、いつかは綺麗な水になりますが、これにとても似ています。‥ということから、即効性はありません。少しずつ習慣化しましょう。


 どんなに嫌なことがあったとしても、決してそれを消極的な印象で心に深く刻みこませず、また、どんな嫌いな相手でも、「そうそう今の私があるのは、あなたが私にとった理不尽な発言や行動のおかげ♪ とその人に対して投げキッス」でもしているイメージを持つこと(笑)、これも立派な連想暗示法の一つです。


 武術的には、「さっと見切って、気にせず入身」という感じです。
 なかなか難しいことですが、できるだけ早い時期にこのような思考法を身に着けると得だと思いますよ。


…つづく


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2017年2月13日月曜日

合気道と天風哲学19

 前置きが長すぎましたが(笑)、ようやく本題です。
 ここからが実践です!


 さて、天風会に「日常心得集」というものがありますので、これを中心に天風哲学の大まかな全体像を紹介いたします。


<天風会 日常の心得>

1.寝際の心がけ

  (1)連想暗示法

  (2)命令暗示法


2.目ざめ直後の心がけ

  (1)断定暗示法


 「寝際の心がけ」と「目ざめ直後の心がけ」は、潜在意識の活用法が主になります。


 潜在意識とは、過去における考え、欲望、感情の大きな貯蔵庫のことで、日々の生活の上で、読んだこと、聴いたこと、観察したこと、受けた印象、考えたことが事細かに貯蔵されています。その潜在意識をプラス因子で満たすことで活性化させさらに活用する方法です。


3.日常の心がけ
(1)言葉づかい
(2)感謝一念
(3)三つの禁止
(4)内省検討
(5)暗示の分析
(6)交人態度
(7)取越苦労厳禁
(8)正義の実行


 「日常の心がけ」は、日々の暮らしの中で心を曇らせないための方法。
 具体的で分かりやすいのが特徴です。「よく整理したものだな‥」と感じます。


4.有事の心がけ
(1)クンバハカ法
(2)呼吸法


 何かショッキングな出来事に遭遇したときの対応法。心を痛めないための工夫です。
 心身を統一する原理を学びますので、武道を志す方は常にこの工夫を怠らないことが大事です。


 実行方法の事細かな内容については、天風会の講習会や修練会で学ばれることを推奨いたしますが、次回からは、天風哲学の入門編として、それぞれの内容について私の理解している範囲で簡単に紹介していきます。


‥つづく


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2017年2月6日月曜日

合気道と天風哲学18

 ここで思い出すのが、「積善之家必有餘慶。積不善之家必有餘殃」。
 (積善の家には必ず余慶有り。積不善の家には必ず余殃有り 易経より)


 これは、「善いことを善を積み重ねた家では、その恩恵が子孫におよび、悪いことを積み重ねた家には、その災いが子孫にまで及ぶ」という意味で、現在は倫理・道徳的なニュアンスで使われることが多いようですが、本来は先述した「福」と同じ意味です。


 やはり、「天は自ら助くる者を助く」が基本です。他人に頼らず、自立して努力する者には天の助けがあり、必ず幸福になるという意味で、怠惰な者には、決して幸福は訪れないと思います。


 天命を知り(知命)、そして、その命に人事を尽くす(立命)。これが、人生の基盤となることについては前回書きましたが、もっと言えば人事の尽くし方というものがあります。


 それは、「良い実が実るように、良い種を蒔き、肥料を与え、手入れをきちんと行う」ということ。これが「福」を得るために必要な手段です。


 人事を尽くさずに批判ばかりしても、決して福が得られることはありません。


 「命」とは先天的に天から与えられた性質や能力のことなので「天命」と言い、また、それは良い性格に人格を形成せしめ、かつ後天的修養を行い、さらに良い種を蒔き続けていくことで、いかようにも変化せしめられるものです。


 この命は運べる(動かせる)ということ、という意味において「運命」とも言います。


 結局、運命とは宿命と異なり動いて止まないものでありますが、良い種を蒔き続けることで良い実がなる‥、というようなこの宇宙に存在する法則を「肚で掴む」ことが必要です。


 「この宇宙の法則性を掴むことで『運命には支配されなくなり自主性が高まる』」、また、運命の主宰者は自分だと心の底から認識でき、同時に創造性も高まります。


 さらには、自分で自分の「命」を生み育て望む場所へ運んでいけるようになります。これが運命の真意です。


 このようなことから、運命とは決して身動きのとれないものではなく、後天的努力、つまり修養や徳の修めかたにより、多少の時間は必要ですが良い方向へ仕向けることが可能です。


 人生というものに対して浅薄な占い師や宗教家による宿命観などに支配されて、自分を見限ることのないように、本質を見極めていただければと思います。


‥つづく


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2017年1月30日月曜日

合気道と天風哲学17

 今回は、「知命」(ちめい)と「立命」(りつめい)について書いてみます。


 さて、天命とは生まれ持った天からの命令のことですが、誰しも、ある程度の精神年齢に至れば、「私の天命ってなんだろう?」、「私って何者なんだろう‥?」と気になりますよね。


 ここで命を知ること、これを「知命」と言いますが、つまり天命を悟ることが必要になってきます。


 この知命、具体的には、初めに「自分がどういった素質や能力を天から賦与されているか」をまずもって考えに考えます。


 次に現在までに生きてきた過程で、それらの素質や能力について「自分がどういった天運を持っているか」を考えます。


 最後に「自分は何をやりたくて生まれてきたのか」を考えます。


 ‥ここまでは理屈の世界、考え抜いている時に直感するものがあると思います。


 若しくは、「なんとなくそうじゃないかなぁ」と思えるものがあるはずです。


 それが天命だと思われます。
 これが知命。


 次に立命とは?


 立命とは「天命を知り(知命)、それを完全に発揮する」こと。
 天命を確信し、自身の全精力を傾注し、命に尽くしていく、これを「立命」といいます。


 ノーベル賞受賞者など、功成り名を遂げた方の自伝を読むと、早い時期から天命を自覚し、その方面に対し能力を発揮し尽くしているように思います。


 ちなみに論語の最後には、「命を知らねば君子でない」と書いてあります。
 厳しいが実に的を得ている言葉だと思います。


 まずは、天命を知り(知命)、そして、その命に人事を尽くす(立命)、このことは、その人の生き方・生き様の基盤となります。言わばビルの基礎工事です。基礎がしっかりしていないと大きな建物は建設できません。


 子育て中の方、教育者・指導者と呼ばれる方、ぜひ、その本質を見極められて、指針とされることを切に願います。


 このブログの読者から相談のメールをいただきました。


 内容は、「占い師?(宗教家?のような方」に悩みを相談したところ、『これは運命なので変えられません』と言われて悩んでいます。運命というものについて、もう少し深く教えてください‥」とのこと。


 詳細な内容は記載されていませんでしたので、具体的に何の悩みを相談されたのかは分かりませんが、この場合、宿命(人種、性別、両親、肌の色など)に関する悩みであれば、確かに変えることはできません。若しくは困難だと言えます。


 しかし、「運命ならば変えられます」。


 そうでなければ宗教や哲学、そして人生相談や占い等々は、辛いものを受け入れなければならないだけで、そこには何の価値も見いだせなくなるのではないかと思います。


 さて、「運命は変えられる!」、
 このことを理解するには、まずは「幸」と「福」の違いについて理解を深めることが近道です。


 「しあわせ・さいわい」には二種類あり、これは「幸」と「福」とに分けて表現されています。


 「幸」の本来の意味は、棚からぼた餅的な幸せのこと。


 具体的には、よい家柄・よい容姿に恵まれた、宝くじが当たったなど、その人自身に原因がない偶発的に与えられた幸せのこと。言わば幸運(ラッキー)のことです。


 「福」の本来の意味は、自分が蒔いた良い種が実り得られた幸福のこと。


 福の字の右の旁(つくり)は、米俵が積まれている様を表現したもので収穫を積み重ねたという文字。左の示偏(しめすへん)の示は神様の事。神の叡智が天から降り注いでいる意味。


 この場合の神とは、宇宙の法則の事で「良い種を蒔けば良い実がなり、悪い種を蒔けば悪い実がなる法則」のこと。


 どちらも「しあわせ・さいわい」ですが、『福は自らの手で掴んだ幸せ』。
 ここがポイント!です。


 ‥つづく


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2017年1月23日月曜日

合気道と天風哲学16

 ついでに「宿命」や「運命」について書いてみます。


 この項は、「ぜひ読んで欲しい」と思います。


 ‥というのも、この項は、私が二十歳頃に事業に失敗し、それまで得たもの全てを失い、放浪生活を行っていた時に開眼した内容を分かりやすく記載したものだからです。


 この開眼により、今の私があり、正直救われました。


 悩める人・不運に嘆いている方達の参考になれば、私の失敗や苦労も無駄だったとは言えません。そうなってくれるとありがたいです。


 さて、宿命とは、「宿る命」‥、
 つまり持って生まれた変更がきかない命令のこと。
 人種、性別、生まれた国家、両親、肌の色など、自身で選択できないものが宿命。


 それでは運命とは?


 よく宿命と混同されますが、本来の意味は異なります。


 運命とは、「命を運ぶ」と書きます。
 つまり動かせる命令のことで宿命とは対極にあります。
 具体的には、セルフコントロール可能な命令のことですね。


 どうやって運命をセルフコントロールするのかは実は簡単です。


 宇宙の法則に応じた生き方をすることで即解決!します。


 この宇宙には、「善い行いをすれば善い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある」などの一定不変の法則性がありますが、この法則性に気づいた? または深く理解できた人物が、その法則性を活用し、幸福に生きるための智慧を説いたものが宗教の本質です。


 よくある宗教家の予言とか、超能力などは、宗教の本質とは一切異なります。
 このことは、より一層迷いを深くする恐れがあるので注意が必要ですね。


 この宇宙の一定不変の法則を理解することは重要です。いや、人生上、最も重要なことなのかもしれません。


 その理由は、その法則性を理解することで運命と言うものに支配されることはなくなり、また、逆に自身の運命を支配することが可能になるからです。


 この点が理解できたらしめたもの、きっと自分自身が運命の主宰者だと心から理解できることでしょう。これがセルフコントロールできると言った運命の真意です。


 分かりやすく言えば「性格を良くする」だけでそれが可能です。


 「考えることが行動に現れ、行動が習慣を作り、習慣が性格をつくる。そして『性格が運命をつくる』」 
 映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」より


 運命や人生とは、「自身の性格が織りなす物語」のことです。


 このため、「性格を良くしていく努力を怠らないことで、よい人生が歩めます」。


 不運に嘆く前に、この言葉を思い出して実行してください。


 多少の時間は必要ですが、きっとよい運命へと転換していくことでしょう。


‥つづく


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