合気道開祖植芝盛平先生は晩年に、
「宇宙と結ばれる武を『武産』の武というのである」、
「宇宙の経綸にあった武の技を生むのが合気の使命なのである」、
‥と話されていたそうです。
結局のところ、合気道修行の最終段階は、「武産」(たけむす)なのでしょう。
最近、この言葉に、ようやくピントがあってきた気がします。
これは、合気道を人間相手の技、つまり「人」を相手にしていたら分からないのではないか‥、そう思います。
やはり、天や宇宙を相手にした合気道、というくくりで理解しないといけない気がします。
植芝盛平先生は、普段から「まず天之浮橋に立たなければならない」と言われていたようですが、これは、宇宙の入口と解釈することで理解できますね。
合気道は武術ではあるが、その段階に踏みとどまってはいけない‥、やはり宇宙の研究が必要です。
【リンク】
◇宮崎合気道会グループ「合気道元徳会」
https://sites.google.com/site/gentokukai/
◇合気道元徳会ブログ「合気の舞」
http://gentokukai.blogspot.jp/
◇合気道元徳会道場長コラム「サムライハート」
http://aikido-gentokukai.blogspot.jp/
◇Youtube「Aikido Gentokukai」チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCs_Khixbq0eEYtQcD27Vdnw
宮崎県西都市を中心に活動している宮崎合気道会グループ「合気道元徳会」道場長による武道コラム - サムライハートSamurai Heart。私達は、合気道の素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたいと考えています。興味のある方は、ぜひ一度見学にお越しください。詳細は、合気道元徳会のホームページをご覧ください。
2016年5月30日月曜日
2016年5月23日月曜日
直心是道場
「直心是道場」という言葉が、維摩経というお経の一節にあります。
修業の場を求めている童子から「どこか素晴らしい道場はないでしょうか?」という質問を受けた維摩居士が、「道場というものは外に求める必要はありません。直心是道場ですからね」と諭した内容からきたものです。
「直心」とは、「正直で素直な心」また「自然な心」のこと。
この直心さえ見失わなければ、場所など関係ないという意味でしょう。
さて、その直心を理想とした「直心影流」という古流剣術があります。
もう随分前ですが、剣道の先生からこの直心影流の形の一つである「法定」という一見単純で、無骨で華やかさなどは微塵もない4本の組形を学んだことがあります。
この先生は、いつも一人でウンウン唸りながら太い木刀を使用して20分程度形を行っていたため、始めは一人で行う素振り用の形だろうと思っていましたが、何故か強く惹かれるものを感じていました。
‥この先生は、きっと打ち合う相手が欲しかったのでしょう。
「面白いものではないよ」、「どうせ続かないと思うよ…」 などといいながらも懇切丁寧に教えていただきました(笑)
確かに若い時の私には、何がなんだか・・・よく分かりませんでしたが、「教えてください」と言ってしまった手前、この先生が異動になるまで相手をさせられた思い出があります(笑)
ただ最近、この形の素晴らしさがようやくわかり始めました。
「もっと真剣に学んでおけばよかった…。」というのが正直な気持ちです。
門外漢ながら、最近この「法定」の形は、直心影流剣術哲学の集大成ではないかと思いはじめています。
その剣道の先生も「この形を真に体得できればいいんだ」とか、「この形さえできれば人生で行き詰まることはないのだが‥」などとつぶやかれていました。
私も当時の先生の年齢に近づき、ようやく真の意味が分かってきました。
単純な「八相発破」、「一刀両断」、「右転左転」、「長短一味」という4本の形なのですが、求めるものは剣の技術だけではありません。
「八相発破」は、機先を制することを主眼とした形。
「一刀両断」は、捨て身、刺し違える気持ちを練る。
「右転左転」は、臨機応変さを学ぶ。
「長短一味」は、即今只今ここで死ぬことを求める形です。
また、「八相発破」は春、「一刀両断」は夏、「右転左転」は秋、「長短一味」は冬という風にも表現されています。
結局のところ、
「問題が起こる前に対処する」
「欲を捨て去る」
「自分が変わらないために変化していく」
「そして悟ること」
この四つを真に修練しておけば「人生途上で行き詰まることはない」ということだと思います。
表現は私風ですが、以上のことを学ぶためにウンウン言いながら、丹田に力をこめて行います。
もちろん剣の技術も学ぶのですが、主眼は別のところにある・・・。
日本武道は、やはり奥が深いものですね。
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修業の場を求めている童子から「どこか素晴らしい道場はないでしょうか?」という質問を受けた維摩居士が、「道場というものは外に求める必要はありません。直心是道場ですからね」と諭した内容からきたものです。
「直心」とは、「正直で素直な心」また「自然な心」のこと。
この直心さえ見失わなければ、場所など関係ないという意味でしょう。
さて、その直心を理想とした「直心影流」という古流剣術があります。
もう随分前ですが、剣道の先生からこの直心影流の形の一つである「法定」という一見単純で、無骨で華やかさなどは微塵もない4本の組形を学んだことがあります。
この先生は、いつも一人でウンウン唸りながら太い木刀を使用して20分程度形を行っていたため、始めは一人で行う素振り用の形だろうと思っていましたが、何故か強く惹かれるものを感じていました。
‥この先生は、きっと打ち合う相手が欲しかったのでしょう。
「面白いものではないよ」、「どうせ続かないと思うよ…」 などといいながらも懇切丁寧に教えていただきました(笑)
確かに若い時の私には、何がなんだか・・・よく分かりませんでしたが、「教えてください」と言ってしまった手前、この先生が異動になるまで相手をさせられた思い出があります(笑)
ただ最近、この形の素晴らしさがようやくわかり始めました。
「もっと真剣に学んでおけばよかった…。」というのが正直な気持ちです。
門外漢ながら、最近この「法定」の形は、直心影流剣術哲学の集大成ではないかと思いはじめています。
その剣道の先生も「この形を真に体得できればいいんだ」とか、「この形さえできれば人生で行き詰まることはないのだが‥」などとつぶやかれていました。
私も当時の先生の年齢に近づき、ようやく真の意味が分かってきました。
単純な「八相発破」、「一刀両断」、「右転左転」、「長短一味」という4本の形なのですが、求めるものは剣の技術だけではありません。
「八相発破」は、機先を制することを主眼とした形。
「一刀両断」は、捨て身、刺し違える気持ちを練る。
「右転左転」は、臨機応変さを学ぶ。
「長短一味」は、即今只今ここで死ぬことを求める形です。
また、「八相発破」は春、「一刀両断」は夏、「右転左転」は秋、「長短一味」は冬という風にも表現されています。
結局のところ、
「問題が起こる前に対処する」
「欲を捨て去る」
「自分が変わらないために変化していく」
「そして悟ること」
この四つを真に修練しておけば「人生途上で行き詰まることはない」ということだと思います。
表現は私風ですが、以上のことを学ぶためにウンウン言いながら、丹田に力をこめて行います。
もちろん剣の技術も学ぶのですが、主眼は別のところにある・・・。
日本武道は、やはり奥が深いものですね。
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2016年5月16日月曜日
武道と料理(下)
ここまで読んで気づかれた方も多いと思いますが、武道界も全く同じだと思います。
合気道で言えば、例えば「小手返し」という技(料理)があるとすれば、指導者が構え方、手の握り方、体捌き、ステップなどの基本レシピを伝えます。
古武道で言えば、型(料理)があるとすれば、指導者が一つ一つ構え方から剣の握り方、重心の位置、歩法などの基本レシピを伝えます。
そのレシピの良し悪し、若しくは伝え方で門弟の技術に優劣が生じる。
しかしながら、料理の“味を盗む”と同じで、武道界では、“技を盗む”と表現するように基本的なことを学んだら、心法、コツ、力の入れ方・抜き方などは自得しなければなりません。
自得するほうがよいのです。
いや、「するべきだ!」と言うべきかもしれません。
自得するためには、なぜこうなるのか?
‥など、自分自身で考える癖や見る目を養わなければならず、その解決のために勉強し、稽古方法を編み出す。
そして、自分の心身に応じた技を身に着けていく‥。
自得するには、自己流では難しいし時間がかかります。やはり師の身近にいて学ぶことが最短距離だと思います。
‥料理人の世界と全く同じですね。
‥ということは、料理人と同じように私たち武道人も、自身の技のレシピを大事にするのはもちろんのこと、「レシピを改良(改善?)し続ける」作業も必要でしょう。
また、新たな料理(技)を編み出すことを常に念頭に置いておき、伝統的レシピを元に常に半歩革新していくことが求められます。もちろん音楽家や書道家などの芸術の世界でも全く同じですね。
楽譜などを元に学び、最後に自身の生き様なども含めたその人独自の表現を模索する‥。
全く同じです。
伝統を守り続けるだけではなく、常に半歩革新していく心構え‥。
易経で言うところの「不易流行」。
こうしなければ、どの世界も生き残ることができないのかもしれません。
どうもこの世界は、「進化、そして向上」の伴わないものは、「自然に消え去るという法則」が存在するように思います。
きっと、これも宇宙の意思なのでしょうね。
‥終わり
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合気道で言えば、例えば「小手返し」という技(料理)があるとすれば、指導者が構え方、手の握り方、体捌き、ステップなどの基本レシピを伝えます。
古武道で言えば、型(料理)があるとすれば、指導者が一つ一つ構え方から剣の握り方、重心の位置、歩法などの基本レシピを伝えます。
そのレシピの良し悪し、若しくは伝え方で門弟の技術に優劣が生じる。
しかしながら、料理の“味を盗む”と同じで、武道界では、“技を盗む”と表現するように基本的なことを学んだら、心法、コツ、力の入れ方・抜き方などは自得しなければなりません。
自得するほうがよいのです。
いや、「するべきだ!」と言うべきかもしれません。
自得するためには、なぜこうなるのか?
‥など、自分自身で考える癖や見る目を養わなければならず、その解決のために勉強し、稽古方法を編み出す。
そして、自分の心身に応じた技を身に着けていく‥。
自得するには、自己流では難しいし時間がかかります。やはり師の身近にいて学ぶことが最短距離だと思います。
‥料理人の世界と全く同じですね。
‥ということは、料理人と同じように私たち武道人も、自身の技のレシピを大事にするのはもちろんのこと、「レシピを改良(改善?)し続ける」作業も必要でしょう。
また、新たな料理(技)を編み出すことを常に念頭に置いておき、伝統的レシピを元に常に半歩革新していくことが求められます。もちろん音楽家や書道家などの芸術の世界でも全く同じですね。
楽譜などを元に学び、最後に自身の生き様なども含めたその人独自の表現を模索する‥。
全く同じです。
伝統を守り続けるだけではなく、常に半歩革新していく心構え‥。
易経で言うところの「不易流行」。
こうしなければ、どの世界も生き残ることができないのかもしれません。
どうもこの世界は、「進化、そして向上」の伴わないものは、「自然に消え去るという法則」が存在するように思います。
きっと、これも宇宙の意思なのでしょうね。
‥終わり
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2016年5月9日月曜日
武道と料理(上)
数年前に日本料理が世界無形文化遺産に認定されたそうですね。
料理はほとんどできませんが、芸術の一環としてとても興味があります。
もちろん食べるのが大好きなのも理由の一つですが‥(笑)
さて、日本料理の世界には、たいへん質の高い独特の文化が現在も残っているようです。
「おもてなし」のための料理の素材選定はもちろんのこと、器・掛軸、果ては川のせせらぎの音や鳥の声までも最善の状況を選定する。
お茶の世界にも通ずる究極と表現するしかない心遣い‥。
京都府が提唱した「日本料理を世界遺産に‥」というのも理解できます。
少し前のこと、知り合いのM料理長を通じて料理の深さを学ぶことで自身の武道への取組みに変化が現れてきました。
ご存知のとおり、それぞれの料理に対してレシピというものがあり、これを一部の料理界では秘伝の如く大事にされているらしい‥。
味を盗まれた時点で盗んだ人と同列になってしまうので、秘密にするのは当然のことだと思います。
しかし、このレシピは楽譜のようなもので、その細かい作業、ちょっとしたコツ、雰囲気などは伝わりません。
やはり、こういった細かい点は、縁のある師匠に弟子入りして学ばなければ理解することはできないのでしょうね。
もちろん独学という手法もありますが、逆に時間と手間とお金がかかりそうな気がします。
やはり師事して、その息遣いや力の抜き加減などを身近で学び、そして実践し評価を受けなければ身に着けることは困難でしょう。
しかし、世の中には天才と呼ばれる方も実際に存在するので、このような方は独学による独創性を追及するのも一つだとも思いますが、一般的には難しい手法だと思われますね。
‥つづく
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もちろん食べるのが大好きなのも理由の一つですが‥(笑)
さて、日本料理の世界には、たいへん質の高い独特の文化が現在も残っているようです。
「おもてなし」のための料理の素材選定はもちろんのこと、器・掛軸、果ては川のせせらぎの音や鳥の声までも最善の状況を選定する。
お茶の世界にも通ずる究極と表現するしかない心遣い‥。
京都府が提唱した「日本料理を世界遺産に‥」というのも理解できます。
少し前のこと、知り合いのM料理長を通じて料理の深さを学ぶことで自身の武道への取組みに変化が現れてきました。
ご存知のとおり、それぞれの料理に対してレシピというものがあり、これを一部の料理界では秘伝の如く大事にされているらしい‥。
味を盗まれた時点で盗んだ人と同列になってしまうので、秘密にするのは当然のことだと思います。
しかし、このレシピは楽譜のようなもので、その細かい作業、ちょっとしたコツ、雰囲気などは伝わりません。
やはり、こういった細かい点は、縁のある師匠に弟子入りして学ばなければ理解することはできないのでしょうね。
もちろん独学という手法もありますが、逆に時間と手間とお金がかかりそうな気がします。
やはり師事して、その息遣いや力の抜き加減などを身近で学び、そして実践し評価を受けなければ身に着けることは困難でしょう。
しかし、世の中には天才と呼ばれる方も実際に存在するので、このような方は独学による独創性を追及するのも一つだとも思いますが、一般的には難しい手法だと思われますね。
‥つづく
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2016年5月2日月曜日
亀の子たわし強健法(下)
風邪などのウィルス性の病気や皮膚病等に強くなることはもちろんですが、全身の血行が良くなるからなのか、「慢性病や冷え性・リュウマチ等まで治る可能性がある」と言われているようです。
そして重要なのが、気分が前向きになるなどの「活力が得られる」こと。
‥健康法というより「強健法」と言うべきかもしれませんね。
なお、超人肥田春充氏も愛用したことで知られています。
ウソだと思う人は、ぜひ試してみてください。
もちろん一回やっただけでは、そのような効果は得られませんが、日々習慣化していくことで、ある時に「あれっ」とその効果に気がつくはずです。
なお、呼吸法や気功法を学んでいる方には、その効果が増加するとの報告もあるようですよ。
さて少し前のこと、数日間大阪へ行ってきたのですが、休憩時間を除き10時間ほど立ちっぱなしの仕事で足腰がたいへん疲れました。
そのうえホテルとの往復など、田舎者にとって都会生活は疲れます‥。
さすがに出張に亀の子たわしは持っていかなかったのですが、その全身疲労の具合から「たわしで全身を擦りたい衝動」が‥。
たまたまホテルの隣に薬局があったので、「108円」で亀の子たわしをゲット!
買ったばかりの亀の子たわしは痛いので、少し柔らかくして‥。
特に「足・脚」を中心にゴシゴシと全身マッサージを行いました。
すると次の日は「快調♪、快調♪」。
疲労回復にもたいへん効果があるように感じました。
次回から出張の必需品になるかも?
でも人に見つかると「変人」と思われるので取り扱いには注意が必要ですね‥(笑)
ちなみにたわしで肌を擦ると荒れそうな気がしますが事実は逆です。
老廃物は完全除去、またその刺激から肌が活性化するようで、結果、潤い成分が増すのか肌がツルツルになります。
このため、特に女性にオススメしたい強健法です。
‥終わり
【リンク】
◇合気道元徳会(西都道場)
https://sites.google.com/site/gentokukai/
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‥健康法というより「強健法」と言うべきかもしれませんね。
なお、超人肥田春充氏も愛用したことで知られています。
ウソだと思う人は、ぜひ試してみてください。
もちろん一回やっただけでは、そのような効果は得られませんが、日々習慣化していくことで、ある時に「あれっ」とその効果に気がつくはずです。
なお、呼吸法や気功法を学んでいる方には、その効果が増加するとの報告もあるようですよ。
さて少し前のこと、数日間大阪へ行ってきたのですが、休憩時間を除き10時間ほど立ちっぱなしの仕事で足腰がたいへん疲れました。
そのうえホテルとの往復など、田舎者にとって都会生活は疲れます‥。
さすがに出張に亀の子たわしは持っていかなかったのですが、その全身疲労の具合から「たわしで全身を擦りたい衝動」が‥。
たまたまホテルの隣に薬局があったので、「108円」で亀の子たわしをゲット!
買ったばかりの亀の子たわしは痛いので、少し柔らかくして‥。
特に「足・脚」を中心にゴシゴシと全身マッサージを行いました。
すると次の日は「快調♪、快調♪」。
疲労回復にもたいへん効果があるように感じました。
次回から出張の必需品になるかも?
でも人に見つかると「変人」と思われるので取り扱いには注意が必要ですね‥(笑)
ちなみにたわしで肌を擦ると荒れそうな気がしますが事実は逆です。
老廃物は完全除去、またその刺激から肌が活性化するようで、結果、潤い成分が増すのか肌がツルツルになります。
このため、特に女性にオススメしたい強健法です。
‥終わり
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2016年4月25日月曜日
亀の子たわし強健法(上)
先日、テレビで俳優の高橋英樹さんが健康法について熱く語られていました。
高橋氏は、芸能生活55年で、現在72歳。この年齢であの若さ。
実は、「あの若さの秘訣はなんなのか?」と、以前から気になっていました。
高橋氏は、幼少の頃病弱だったようで、以前に「これまで様々な健康法を実行してきた」と何かの雑誌で読んだことがありますが、今回、その一端を公開されました。
そしたらなんと「亀の子たわし健康法」‥。
<参考>
http://archive.is/TNdSi
実は、私もやっています‥。
少し違うのが、高橋さんは、乾布摩擦のツールとして亀の子たわしを使用。
私は、お風呂で体を洗うツールとして亀の子たわしを使用、‥の違いです。
でも、これで確信がもてました。私はここ数年鼻風邪程度しか病気をしていないですし、寝込むのは二日酔いのみ‥。
やっぱり健康にいいように感じます。
具体的なやり方は、私の場合、一番大きいサイズの亀の子たわしで全身を洗うだけです。
しかし、初めは少し痛い‥。
買ったばかりのたわしは毛の先端が尖っていて痛いので、お湯につけたあとにタイル、石、コンクリートなどでこすって毛先を柔らかくするなどのちょっとした手間は必要になります。
効果としては、全身の血行が良くなり皮膚が強靭になりますよ。
‥つづく
高橋氏は、芸能生活55年で、現在72歳。この年齢であの若さ。
実は、「あの若さの秘訣はなんなのか?」と、以前から気になっていました。
高橋氏は、幼少の頃病弱だったようで、以前に「これまで様々な健康法を実行してきた」と何かの雑誌で読んだことがありますが、今回、その一端を公開されました。
そしたらなんと「亀の子たわし健康法」‥。
<参考>
http://archive.is/TNdSi
実は、私もやっています‥。
少し違うのが、高橋さんは、乾布摩擦のツールとして亀の子たわしを使用。
私は、お風呂で体を洗うツールとして亀の子たわしを使用、‥の違いです。
でも、これで確信がもてました。私はここ数年鼻風邪程度しか病気をしていないですし、寝込むのは二日酔いのみ‥。
やっぱり健康にいいように感じます。
具体的なやり方は、私の場合、一番大きいサイズの亀の子たわしで全身を洗うだけです。
しかし、初めは少し痛い‥。
買ったばかりのたわしは毛の先端が尖っていて痛いので、お湯につけたあとにタイル、石、コンクリートなどでこすって毛先を柔らかくするなどのちょっとした手間は必要になります。
効果としては、全身の血行が良くなり皮膚が強靭になりますよ。
‥つづく
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2016年4月18日月曜日
置かれた場所で咲きなさい
ベストセラー「置かれた場所で咲きなさい」を読んでみましたが、とても良い本だと思いました。感銘を受けました。
そこで、著者の渡辺和子さんが講演された内容について紹介します。
「18歳で洗礼を受け30歳の頃、岡山県のノートルダム修道院に入り、米国・ボストンの修練院に研修に行った。そこでは、小学生でもできる単純作業もさせられた。ある日、食事のため100人分の皿やコップをテーブルに並べていると、修練長から『何を考えて並べていた?』と聞かれた。『何も考えていない』と返すと『時間を無駄にしている』と言われた」、
「その後、修練長は、『同じ皿を並べるなら一人一人のために祈りながら並べてはどうか』と言った。たとえ単純であっても、愛を込めて作業をできるのは人間だけ。『※時間の使い方は、命の使い方』であり、『つまらない』と思って作業をすれば、その時間だけつまらない、取り返しのつかない時間を過ごすことになる。世の中に『雑用』という用はない。すべての用は、自らの意志で意味を持たせることができるのだ‥」。
‥修行者には、よくある話ではあるのですが、『時間の使い方は、命の使い方』の表現に惹きつけられました。
良く考えれば当たり前のことなのですが、今まで気が付きませんでしたね。
そのとおりだと思います。
勉強になりました。
「‥私の母は、たいへん厳しい人で、欲しい物をねだっても買ってもらえず不自由ばかりしていた。母は『今喜ぶ顔を見ようとは思わない。将来つらいことや苦しいことがあるときに乗り切れる大人に育てる』と言っていた。
米国の故ケネディ元大統領が好んだ言葉がある。『神から安楽な生活を頂こうとは思わない。どんな生活でも乗り切る力が欲しい‥』
いかなる状況や場所に置かれたとしても人のせいにせず、懸命に生きることを母から教わった‥」。
「そして、最後に一言。どんな仕事も雑用と思わず頂いた仕事にふさわしい人間になり、どんなことにも感謝してほしい。『自らがいる故に周りの環境を悪くしてはならない‥』」。
自分の命をどう使うか?
生きていく上での「新たな視点」を与えられた気がします。
私もこのような話のできる有益な指導者になりたいと心より感じました。
よかったら「置かれた場所で咲きなさい」を読んでみてください。
実にためになる本です。
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「18歳で洗礼を受け30歳の頃、岡山県のノートルダム修道院に入り、米国・ボストンの修練院に研修に行った。そこでは、小学生でもできる単純作業もさせられた。ある日、食事のため100人分の皿やコップをテーブルに並べていると、修練長から『何を考えて並べていた?』と聞かれた。『何も考えていない』と返すと『時間を無駄にしている』と言われた」、
「その後、修練長は、『同じ皿を並べるなら一人一人のために祈りながら並べてはどうか』と言った。たとえ単純であっても、愛を込めて作業をできるのは人間だけ。『※時間の使い方は、命の使い方』であり、『つまらない』と思って作業をすれば、その時間だけつまらない、取り返しのつかない時間を過ごすことになる。世の中に『雑用』という用はない。すべての用は、自らの意志で意味を持たせることができるのだ‥」。
‥修行者には、よくある話ではあるのですが、『時間の使い方は、命の使い方』の表現に惹きつけられました。
良く考えれば当たり前のことなのですが、今まで気が付きませんでしたね。
そのとおりだと思います。
勉強になりました。
「‥私の母は、たいへん厳しい人で、欲しい物をねだっても買ってもらえず不自由ばかりしていた。母は『今喜ぶ顔を見ようとは思わない。将来つらいことや苦しいことがあるときに乗り切れる大人に育てる』と言っていた。
米国の故ケネディ元大統領が好んだ言葉がある。『神から安楽な生活を頂こうとは思わない。どんな生活でも乗り切る力が欲しい‥』
いかなる状況や場所に置かれたとしても人のせいにせず、懸命に生きることを母から教わった‥」。
「そして、最後に一言。どんな仕事も雑用と思わず頂いた仕事にふさわしい人間になり、どんなことにも感謝してほしい。『自らがいる故に周りの環境を悪くしてはならない‥』」。
自分の命をどう使うか?
生きていく上での「新たな視点」を与えられた気がします。
私もこのような話のできる有益な指導者になりたいと心より感じました。
よかったら「置かれた場所で咲きなさい」を読んでみてください。
実にためになる本です。
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